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Lioatlas® CFUD クイックスタートマニュアル V2217 2025.10.15 |
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STEP1: |
メニュー |
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1. メインメニュー アプリケーションが起動するとメイン画面が表示されます。 Lioatlas® CFUDは以下の4つのエリアに分かれています。 @メニュー 色覚シミュレーション、設定、マニュアル、アプリケーションの情報表示、等 A配色・表示パレット 選択した配色を保存します。 Bカラーパレット 色のデータを表示します。 C色作成パレット 2色の配色を作成します。 |
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環境設定 |
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2.環境設定画面では以下のような項目を使用目的に合わせて設定します。 @「判断基準」ON「規定値:20」)に固定されます。(offの場合はUD判定推奨値以外での設定が可能となります) A RGBスペース: 対応したモニタの色域を指定します。通常sRGBでお使いください。 BCMYK Profile:CMYK色域のICC Profileを設定します。 C 規定色:Onを指定すると、ユーザーパレットの1色目、2色目の色が設定されます。 D近似色検索:色作成パレットの検索で使用します。 E色検索の時のコントラスト値の初期値を設定します。 F色名の変更を許可する:配色をパレットに移すときに色名の変更を許可するかどうか設定します。 処方とリンクしているデータの場合は許可“Off”で使用します。 G規定値:すべてが初期の設定値になります。 すべての選択が終了したら、「適用」をクリックします。 設定を変更すると、再起動のメッセージが出ますので、「OK」をクリックしてソフトウェアを再起動します。
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ファイル |
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3.ライブラリ Lioatlas® CFUDは右記のカラーデータを読み込めます。 |
カラーファインダー: TOYO COLOR FINDER 1050のカラーパレットを読み込みます。 包装パッケージ: パッケージグラビア向けに作成したフイルム向けカラーパレットを読み込みます。 紙器パッケージ:紙器パッケージ向けに作成したコートボール向けのカラーパレットを読み込みます。 ユーザーライブラリ:ユーザーが作成した色データを読み込みます。 読み込めるデータはSwatch形式48色まで、または、Lafファイル(東洋インキオリジナルのLioatlas file)です。 |
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色覚シミュレーション |
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4.配色する色が、色覚タイプ別にどう見えるかを確認したい場合は、メインパレットの上部のタブ 「一般色覚」 「1(P)型2色覚」 「2(D)型2色覚」 「3(T)型2色覚」 を選択してください。
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STEP2 |
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5.はじめに基準となる色を決定します。色を決める方法は、 1.カラーパレットから選択、 2.数値を指定して新規作成、 3.他の色をピックアップして新規作成 の3つの方法があります。 |
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6.カラーパレットから選択 基準にしたい色をクリックすると単色パレットに追加され、色情報(数値)が読み込まれます。 色の数値は、ラジオボタンでLab,RGB,CMYKが選択できます。
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7.数値で入力で色作成 「新規」ボタンをクリックします。 数値入力が指定可能になりますので、色を数値入力します。
*数値入力はマウスのスクロールボタンも利用できます。 |
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8.他の色をスポイトツールで入力 @新規メニューの下のスポイトアイコンを選択します。 A画面の中で取り込みたい領域を選択します。 BPickerウインドウが表示されますので、Windows中に表示される画像の中から欲しい色のピクセルを選択します。
新しい色が取り込まれます。
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STEP3: |
■配色の作成 |
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9.設定した基準色に対して比較したい色を選んで配色を作成します。
配色の作成方法は、以下方法があります。 1.近似色検索 @ラジオボタンからE(近似色)を選びます A許容値を設定します。 デフォルトでは設定で決められた数値になります。 また、検索時の許容値には設定で選択したEは00または76を使用します。 B検索を選択して基準色に近い色を検索します。
2.コントラスト検索 Gラジオボタンでコントラスト値を選択します。 H許容値を設定します。 デフォルトでは設定で決められた数値になります。 I検索を選択してコントラストを検索します F色情報は、Lab、RGB,CMYKそれぞれの値を切り替えて表示します。 J検索結果は昇順、降順の変更ができます。 K検索した色をクリックすると、“基準色”の下の“比較色”に取り込まれ、コントラスト比が表示されます。 L色名はそれぞれ基準色は比較色、比較色で表示されます。 |
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10.色が決まったら“配色追加”ボタンでは配色を追加します。
初期設定で“色名変更を許可する”がOffになっている場合は 配色追加時に色名を変更できません。
配色が完成したら、スウォッチ形式やOfficeテンプレートの形式で保存できます。 |
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11.@配色セットを、カラーパレットからASE(スウォッチ)ファイルへ書き出します。 スウォッチ “作成“ボタンを選択 任意の場所にフォルダを作成し名前を付けて保存します。 Illustrator他対応しているアプリケーションから呼び出して使用します。
A出力フォーマットは、「Lab」形式で保存されますが、 B色域内プロセス設定を選択してIllustratorで読み込むと色域内と表示されている色はCMYK値として読み込まれます。 |
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12.@MS Officeへ受け渡す 環境設定で規定色を“on”にします。背景色と文字色が自動的に設定されます。初期値では背景色が白、文字色が黒に設定されています。
A色を変更する場合はダブルクリックで基本色設定ダイアログから設定してください。
Bアプリケーションを再起動すると、背景色と文字色が設定されます。 |
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13.COffice用配色“作成”を選択します、
Dテーマの色に名前を付けて保存を選択します。 EPowerPointの指定のフォルダに保存します。
FPowerPointのアプリケーションのデザインメニュー・配色から保存したテーマを選択します。 |
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ソート・絞り込み |
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14. @フィルター 絞り込み、検索のフィルターの使用、不使用を選択します。初期値は Offです。 フィルターをOnにすると以下の機能が有効になります。 Aソート 選択した項目を昇順にソートします Bカラー 選択された系統の色を表示します。 Cトーン 彩度(鮮やかさ)、明度(明るさ)の範囲を指定します。 同じトーンの色を選択しやすくなります。 D色域 表示されているパレットが、環境設定画面で指定されている”ICC profile”に含まれる色、含まれない色を選択します。 E条件保存・条件読込 現在のソート条件を保存・読み込みます。 |
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■UD設定 ON/OFF |
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15.@本ソフトウェアの初期値はUD判定 “On“の状態になっています。
AUD判定を解除することで自由な配色を選択できます。 判定基準の数値を”0”にした場合は、配色チェックを行いません。また、最大値の“50”にした場合は、選択できる色が減少します。 判定基準をOFFにした場合は、目的に合った見易さを選択してください。 |
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お問い合わせ 東洋インキ株式会社 カスタマーサポート本部 |
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